ミカルディスについて
高血圧の人が処方される薬に、ミカルディスがあります。主成分はテルミサルタンとなっています。ミカルディスの効果は、血管内のアンジオテンシン受容体に作用します。そして、昇圧物質アンジオテンシンIIの血管収縮作用を抑えます。そうすることにより、血圧を下げる効果があります。血圧が下がりめまいが生じることがあります。ですから、服用後に高い場所での作業、車の運転などに気をつける必要があります。
では、ミカルディスの副作用には、めまい以外にどのようなものがあるでしょうか。じんましん、発疹、眠気、かゆみ、紅斑などがまずあげられます。他には、まぶた、唇やのどの腫れや、呼吸困難という症状もあります。また、手のしびれ、手足の麻痺、嘔吐、意識消失、脱力感、なども報告されています。尿量が減ったり、全身がだるくなったり、むくみなども生じることがあります。ここに上げられているのは副作用の一例で、他の症状が出ることもあります。必ず医師の指示を守って服用し、気になる症状があればすぐに医師や薬剤師に相談しましょう。
